LET_KANTO 外国語教育メディア学会関東支部

  1. ごあいさつ
  2. LETとは

ごあいさつ

外国語教育メディア学会 関東支部長

下山 幸成
外国語教育メディア学会(LET)関東支部長

2020年度4月から支部長を務めることになりました。誰も予想すらしていなかったコロナ禍のため、オンライン授業中心で始まりました今年度ですが、LET関東支部が会員の皆さまの求める学術・教育・交流的側面を満たしていけるよう運営していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

春の支部研究大会は、残念ながらCOVID-19感染拡大防止の観点から中止とさせていただきました。発表を予定していた会員の皆さまには大変申し訳ございませんが、秋にはオンラインで開催いたしますので、ぜひともご応募ください。

現実的に対面で学会活動を行うことは難しい状況下ですが、学会での学びを止めないために、今年度は研究部会を中心とした講演会、研究会、ワークショップを過年度よりも回数を増やしてオンラインで開催することを予定しております。

本部発行の「LET Blog」や関東支部のメーリングリストを使いご連絡いたしますので、ぜひともご参加ください。また、物理的な移動を伴いませんので、他支部からも参加しやすくなると思います。関東支部の行事であっても全国研究大会と同じように支部を超えた交流をしていただければ大変ありがたく存じます。

昨年度は「Society 5.0 時代」がやってくる前に何をしておくべきかという観点でお話をさせていただく機会がありました。しかし現実には、十分な準備をする時間もなく Society 5.0 時代に突入しました。多くの先生方は戸惑いつつも、三密を避けながらネットワークでの連絡を密にし、多岐に渡る情報交換・共有をすることで、未経験の遠隔授業を実現しています。これからの「withコロナ時代」では、たとえコロナが収束しても、遠隔授業が授業形態の1つとして消えることはないと思っています。それは、遠隔授業を行ってみて初めて遠隔授業のメリットを見出すことができたからです。これからは対面授業ができないから行う遠隔授業ではなく、対面授業と遠隔授業のそれぞれの良さを組み合わせた「新たな授業」が求められます。より良きものを求め続ける活動を行いながら、賛助会員を含めLET会員の皆さまとともに前進していきたいと考えておりますので、引き続き皆さまの積極的な学会へのご参加をよろしくお願い申し上げます。

LETとは

外国語教育メディア学会(英語名称:The Japan Association for Language Education & Technology, LET)は、外国語教育を中心とする言語教育の理論および方法と、それに利用する教育メディアの研究をおこない、その分野の発展に寄与するとともに、会員相互の情報交換をおこなうことを目的とする。

本会はその目的達成のために次の諸事業をおこなう。

  1. 研究会、講演会、講習会などの開催
  2. 学会機関誌および各種出版物の発行
  3. 教育方法、教材、評価および教育設備とその管理・運営などの調査、研究と情報提供
  4. 内外の関係諸団体との交流および協力
  5. その他必要な事業

本会は、1961年7月15日に語学ラボラトリー協会(The Language Laboratory Association of Japan, LLA)として発足し、1969年に語学ラボラトリー学会(英語名は同じ)、その後,2000年に現在の名称へ発展的に改称をした。日本学術会議協力学術研究団体、言語系学会連合、教育関連学会連絡協議会 会員。