ワークショップ時間割

ワークショップは、8月20日(金)に3つの時間帯,【授業改善】【学び支援】【研究分析手法】の3つのカテゴリー(3部屋)に分けて、8プログラムを用意しています。受講する講座を選択する際に下記の時間割及び概要を参考にしてください。

なお,講座の中には受講者数に制限のあるものがあります。受講者数に制限がある講座のみ定員の記載があります。

 

2021年8月20日(金曜日)

Room 1(授業改善)
13:00 –14:30
15:00 –16:30 3ラウンドS&W(3-Round Speaking & Writing)
坂本 彰男(福岡女学院中学校・高等学校)(定員30名)
17:00 –18:30 日本の中高英語授業に欠けている「英語を体得する」授業
(The English classes that will structurally build up the students’ competence
of language acquisition)
田中 十督(西南学院中学校・高等学校)
Room 1(授業改善)
13:00 – 14:30
15:00 – 16:30
3ラウンドS&W(3-Round Speaking & Writing)
坂本 彰男(福岡女学院中学校・高等学校)(定員30名)
17:00 – 18:30
日本の中高英語授業に欠けている「英語を体得する」授業
(The English classes that will structurally build up the students’ competence
of language acquisition)
田中 十督(西南学院中学校・高等学校)

 

Room 2(学び支援)
13:00 –14:30 学習が苦手な生徒も楽しめる!デジタル教科書を使った英語学習
(How to use digital textbooks in English instruction for students
with learning difficulties)
板垣 静香(関西学院大学)
15:00 –16:30 主体的に学びに向かう言語学習者を育て、支えるメディアとアプリケーション
(Our media and applications that grow and support active language learners)
中村 純一(佐賀龍谷学園龍谷中学校・高等学校)(定員30名)
17:00 –18:30 小学校英語教育におけるCLIL実践
(CLIL practices for English language education at primary school)
山野 有紀(宇都宮大学) (定員30名)
Room 2(学び支援)
13:00 – 14:30
学習が苦手な生徒も楽しめる!デジタル教科書を使った英語学習
(How to use digital textbooks in English instruction for students
with learning difficulties)
板垣 静香(関西学院大学)
15:00 – 16:30
主体的に学びに向かう言語学習者を育て、支えるメディアとアプリケーション
(Our media and applications that grow and support active language learners)
中村 純一(佐賀龍谷学園龍谷中学校・高等学校)(定員30名)
17:00 – 18:30
小学校英語教育におけるCLIL実践
(CLIL practices for English language education at primary school)
山野 有紀(宇都宮大学) (定員30名)

 

Room 3(研究分析手法)
13:00 –14:30 英語教師のための実践研究法ワークショップ
(Practitioner Research Workshop for English teachers)
藤田 卓郎(福井工業高等専門学校)
15:00 –16:30 Rを使った統計検定超入門
(Introduction to Statistical Tests Using R)
内田 諭(九州大学)
17:00 –18:30 Informative data presentation using graphics
Jenifer Larson-Hall(北九州市立大学)
Room 3(研究分析手法)
13:00 – 14:30
英語教師のための実践研究法ワークショップ
(Practitioner Research Workshop for English teachers)
藤田 卓郎(福井工業高等専門学校)
15:00 – 16:30
Rを使った統計検定超入門
(Introduction to Statistical Tests Using R)
内田 諭(九州大学)
17:00 – 18:30
Informative data presentation using graphics
Jenifer Larson-Hall(北九州市立大学)

 

ワークショップ概要

【授業改善】

講座名 3ラウンドS&W(3-Round Speaking & Writing)

講師 坂本 彰男(福岡女学院中学校・高等学校)

概要 大学入試の如何に関わらず、子どもたちの将来を見据え、英語4技能がそれぞれ一定以上使えるようになってもらいたいと私は考えています。本日体験していただく表現活動は、過去10年以上に及ぶ試行錯誤の末に生まれたもので、英語が嫌い・苦手な人ばかりか、英語教師・長期高校留学した生徒・帰国子女など非常に高い英語力を有する人まで、幅広い層の学習者が一緒に取り組みながら、皆が効果を実感できる汎用性の高い取り組みです。明日の実践にすぐに生かしていただけるよう、参加者の皆さんにワークショップを体験していただきつつ、本校生の声・姿・作品や工夫・成果・課題などをご紹介致します。(定員30名)


 

講座名 日本の中高英語授業に欠けている「英語を体得する」授業  (the English classes that will structurally build up the students’ competence of language acquisition)

講師 田中 十督(西南学院中学校・高等学校)

概要 “学習指導要領の概念の中には、生徒に「英語を体得させる」と言う視点が欠けており、教科書の中にも、4技能型の活動は数多く盛り込まれているが、それをきちんと体系的に身につけさせる指南は一切記述されていない。本講座では、本校中3の生徒に行っている英語を身に付けさせ、体得させる授業の実践報告を行い、我が国の語学教育の悲願である「第二外国語 英語の確かな習得」に焦点を絞り、我が国の第二言語教育に一石を投じたい。


 

【学び支援】

講座名 学習が苦手な生徒も楽しめる!デジタル教科書を使った英語学習(How to use digital textbooks in English instruction for students with learning difficulties)

講師 板垣 静香(関西学院大学)

概要 英語が苦手な生徒の中には、特に読み書きが困難な生徒が多い。教科書が読めない(音声化できない)と、文法や語彙の習得も非常に困難になる。しかし、音声での読み上げがあれば、耳から聞いて理解できる生徒は少なくない。そのため、音声化されたデジタル教科書を使用して学習することは、英語が苦手な生徒にとって非常に重要である。デジタル教科書の特徴として、文字、音声、画像を同時に再生すること、つまり多感覚での情報入力が可能である。音声再生のスピード、文字の大きさやフォントなど、選択肢の多さも学習に困難を抱える生徒の教材として適している。また、音声再生している文字をハイライトで示すことができるのも効果的である。今後デジタル教材が普及し、学習に困難を持つ生徒が必要な支援を受けることにより、英語に楽しく触れ、学習に対する自信を深めることが期待される。


 

講座名 主体的に学びに向かう言語学習者を育て、支えるメディアとアプリケーション(Our media and applications that grow and support active language learners)

講師 中村 純一(佐賀龍谷学園龍谷中学校・高等学校)

概要 このワークショップでは言語学習者が能動的に学びに向かうことができるメディアについて体験したり、主体的な学びを支えるアプリケーションの言語学習における利活用方法を体験しながら学んだりすることができる内容となっている。デバイスは主にiPadを使用する予定であるが、Webブラウザが動作するラップトップPCでも使用できる場面を設ける予定である。実際に体験することを通して、自らの授業での使用場面を想起できるような提案を行う。(定員30名


 

講座名 小学校英語教育におけるCLIL実践(CLIL practices for English language education at primary school)

講師 山野 有紀(宇都宮大学)

概要 CLILとはContent and Language Integrated Learning (内容言語統合型学習)の略称で、学習言語と他教科や教科横断的内容を統合し、4つの原理(内容、言語、思考、文化)を組み合わせ、自律的学習者の育成を目指す外国語教育です。EU統合からヨーロッパを中心に広く実践研究されています。日本においても外国語教育における教科横断的カリキュラムマネジメント、多様な学習者に配慮した学びの内容と指導の工夫について、新学習指導要領で示されており、CLILの考え方はその教育実現のために活用できる可能性があります。本ワークショップでは、小学校外国語教育におけるCLIL実践について体験的に学びます。(定員30名


 

【研究分析手法】

講座名 英語教師のための実践研究法ワークショップ(Practitioner Research Workshop for English teachers)

講師 藤田 卓郎(福井工業高等専門学校)

概要 本ワークショップでは、実践研究(practitioner research)を行う方法について話したいと思います。前半は、実践研究とはどのようなものか、特に基本的な考え方や進め方について、学術研究や実践報告と比較しながら具体的事例を交えつつ一緒に考えたいと思います。後半は、実践研究を行う意義や研究を行う上でよく挙げられる課題について取り上げ、それらをもとに実践研究を進めていくための具体的なアイデアについて検討したいと思います。本ワークショップを通じて実践研究の概要についての理解を深め、研究を行う動機づけになれば幸いです。


 

講座名 Rを使った統計検定超入門(Introduction to Statistical Tests Using R)

講師 内田 諭(九州大学)

概要 本ワークショップでは、統計ソフトRを使って統計検定を実施する方法を解説します。また、統計検定の基本的な考え方について概説します。「R」、「統計検定」のどちらもあまり馴染みがないという方を対象にしています(超入門レベルです)。カイ二乗検定、(余裕があれば)T検定などの概要を説明した後、Rへのデータ入力、Rでの統計検定の実施、結果の解釈の方法等について説明します。当日までにコンピュータにRをインストールしておいてください(https://cran.r-project.org/)。インストールの方法はhttp://sgn.sakura.ne.jp/R/Rinstall.htmlなどのサイトをご参照頂くと良いかと思います。


 

講座名 Informative data presentation using graphics

講師 Jenifer Larson-Hall(北九州市立大学)

概要 Basically, I think every experimental study should be accompanied by a graphic. Changing how you display your data changes the way your data are understood by others. Human beings understand things visually much faster than we understand the printed word. Graphics give us a way to comprehend many points of data very quickly. However, many graphics used in studies today contain very small amounts of data. For example, think of a standard bar plot. It basically contains a mean score for a group and sometimes it also shows the standard deviation by using error bars. Better types of graphical displays will present all of the data in a format that also makes a quick summary of the data visible; I call these data-accountable graphics.
In the workshop I will give examples of data-accountable graphics that are quite beautiful using examples from Edward Tufte, a pioneer in the field of data visualization (https://www.edwardtufte.com/tufte/). Then we will use Atsushi Mizumoto’s langtest.jp website in order to easily obtain data-accountable graphics for t-tests or two-group comparisons, correlations, multiple regression and chi-square tests.
Although there will not be enough time in the workshop to use the R statistical program to create more individualized graphics than langtest.jp creates, I will distribute a summary of the general code for the graphics seen on Mizumoto’s website and discuss some common changes that might be made to the code in order to customize it.

 

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