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【LETメールマガジン 第110号】 (2014年03月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
LETメールマガジン 第110号】2014年3月10日配信
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早いもので今年度最後のメルマガとなりました。

今月号の支部企画は中部支部から外国語教育基礎研究部会の報告です。
ネットに情報もあります。bit.ly/1dVrlvt

全国大会は発表募集も終わり準備が進んでいるようです。
http://www2.j-let-ko.org/htdocs/

それでは,みなさまお楽しみ下さい。

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■ 第110号のもくじ
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■ No. 75 支部企画 中部支部
中部支部外国語教育基礎研究部会第1回年次例会 報告
亘理 陽一(静岡大学)
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■ 全国研究大会情報
□ 九州・沖縄支部
 ■ グローバル人材育成に資するこれからの外国語教育のあり方
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■ 支部研究部会情報
□ 関東支部
 ■ eラーニング研究研修部会 iPad研究会

□ 関西支部
■ 英語発音教育研究部会 第56回研究会
■ 第20回中学高校教員のための英語教育セミナー
■ 基礎理論研究部会 2014年 4月度 研究例会
■ 基礎理論研究部会 2014年 5月度 研究例会のご案内
■ メソドロジー研究部会
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■ お知らせ
□ FLEAT VI
□ TIRF: 博士論文助成のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LETメールマガジン 第110号】■□■□■□■□■□2014年3月10日配信
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■ No. 75 支部企画 中部支部
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中部支部外国語教育基礎研究部会第1回年次例会 報告
亘理 陽一(静岡大学)

2月22日、名古屋大学にて中部支部外国語教育基礎研究部会第1回年次例会が開催された。2つの講演、2つのワークショップ、3会場9つの自由研究発表に対して、事務局によれば50名以上の参加者があったとのこと。大変、盛況であった。全てではないが当日の資料やUstream中継の動画は、同年次例会のサイト(bit.ly/1dVrlvt)で見ることができる。院生中心の勉強会がここまでの規模に至った例を私は知らず、運営や準備の過程で多くの苦労もあったとは思うが、学問する環境の健全さと周囲のサポートの厚みを感じた。ワークショップ講師を務めた者としては、記念すべき第1回につましい花一片でも添えられていれば望外の喜びである。

部会の趣旨の通り、基礎的な理論や研究法・統計手法に関する講演・発表が並んだが、「基礎的」であることは必ずしも易しいことを意味するわけではない。講演の水本先生と前田先生は、わかりやすく重要な話の中にも、端的でありながらも経験の深まりとともに沁みてくるような指摘を多くされていたように思う。一方、私が聞いた院生諸氏の発表はどれも、先行研究を丹念に辿り理論的枠組みや分析手法と格闘していることが窺える労作であったが、大きな学会で時折目にする「小ぎれいにまとまってはいるが何が言いたいのだろう」と思うものとは異なり、途上なれども展望やよし発想や面白しと膝を打つものであった。

中部に卒論・修論発表会のような場所がないことを常々残念に思っていた身としては、自分の所属大学の学生・院生を次回は必ずや連れてこようと思うと同時に、「早晩私はお払い箱になってしまうのではないか」と焦らせてもらえる一日であった。学生・院生が相互にやり取りをする時間がもっとあっても良かったとは思うが、集まりたい者が対等の立場で集まり、話を聞きたい人を呼ぶ。元気が出る研究会の原点を見る思いがした。

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■ 全国研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
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期日:2014年8月4日(月) 〜 6日(水)
会場:福岡大学(〒814-0180 福岡市城南区七隈8丁目19-1)
大会テーマ:グローバル人材育成に資するこれからの外国語教育のあり方

「研究発表」「実践報告」「公募シンポジウム」「ポスターセッション」の
申込受付は、2月28日(金)で終了しました。多数の申込ありがとうございました。

大会ウェブサイト:
http://www2.j-let-ko.org/htdocs/

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■ 支部研究部会情報
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□ 関東支部
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■ eラーニング研究研修部会 iPad研究会

「iPadはCALLシステムに代わることができるか?
―iPadの導入・管理・授業実践の観点から」

日時:2014年3月18日(火) 14:00〜17:10
場所:成蹊大学1号館211教室
アクセスマップ:
http://www.seikei.ac.jp/gakuen/accessmap/
キャンパスマップ:
http://www.seikei.ac.jp/university/aboutus/campus_uni.html
詳細:
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinyd10/

講師と演題:
14:00〜14:10 「CALL環境におけるタブレット端末」
神田明延(首都大学東京)
14:10〜14:30 「iPad の授業への導入と実際」
山田崇人(成蹊大学)
14:30〜15:20 「iPadで実現する「デジタル黒板」の革新性と継続性」
塩澤一洋 (成蹊大学)
<休憩10分>
15:30〜16:20 「iPadを用いた協同学習」
佐藤明可 (成蹊大学)
16:20〜16:50 「国内外のICT導入状況、効果分析と、最新IT教育トレンドの紹介」
阪上吉宏 (マジックハット社)
16:50〜17:10 質疑応答

定員:30名 *事前申込者で定員を超えました。只今キャンセル待ちのみお受けしています。

申込方法:2月18日より3月16日までにこちらでご登録ください。
http://kokucheese.com/event/index/150021/
ページ下の[お申し込みはこちら]のボタンを押して指示に従い、ご芳名、ご連絡先メールアドレス、ご所属をご記入ください。今回は人数が限られているため、キャンセル設定をさせていただきました。キャンセルの際にはご連絡をお願いいたします。

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□ 関西支部
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■ 英語発音教育研究部会 第56回研究会
日時:2014年3月15日(土) 13:00-17:00
場所:関西国際大学 尼崎キャンパス
http://www.kuins.ac.jp/kuinsHP/access.html
詳細は以下のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=77

■ 第20回中学高校教員のための英語教育セミナー
日時:2014年3月21日(金)・ 22日(土)
  ※事前参加申し込みは3月11日が締切です。
場所:キャンパスプラザ京都 第1講義室 (JR京都駅・ビッグカメラ前)
詳細は以下のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=75

■ 基礎理論研究部会 2014年 4月度 研究例会
日時: 2014/4/20(日) 午後13:00-16:30(予定)
会場: (未定)
内容(予定):
(1)輪読:堀智子(東京工業高等専門学校) 下記文献 第4章
(2)輪読:杉浦香織(立命館大学) 下記文献 第10章
[文献] Housen, A., Kuiken, F., & Vedder, I. (2012). Dimensions of L2 performance and proficiency: Complexity, accuracy and fluency in SLA.
John Benjamins Pub Co.
※会場は決まり次第、ホームページ上で告知致します。詳細は以下のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74

■ 基礎理論研究部会 2014年 5月度 研究例会のご案内
日時: 2014/5/10(土) 午後13:00-16:30(予定)
会場: (未定)
内容(予定):下記文献の輪読
[文献] Housen, A., Kuiken, F., & Vedder, I. (2012). Dimensions of L2 performance and proficiency: Complexity, accuracy and fluency in SLA.
John Benjamins Pub Co.
※会場は決まり次第、ホームページ上で告知致します。詳細は以下のページをご確認ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74

■ メソドロジー研究部会
日時:2014年3月15日(土)11:00–17:50(懇親会18:30–21:00)
場所:早稲田大学早稲田キャンパス
※参加申込みは必要ありません。
※懇親会に参加を希望される方は以下からお申し込みください(締切3/8)
http://iurl.no/94861

研究部会詳細
http://mizumot.com/methodology/index.php/meeting/archives/12

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■ お知らせ
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□ FLEAT VI
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FLEAT VI のHPが公開されました。
http://fleat6.fas.harvard.edu/icb/icb.do
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□ TIRF: 博士論文助成のお知らせ
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TIRF --- The International Research Foundation for English Language Education---is pleased to announce its 2014 Doctoral Dissertation Grants competition. Grants of up to US $5,000 will be made to successful applicants investigating any of the following topics:

*Bilingualism or Plurilingualism in Business, Industry, and the Professions
*Language Assessment
*Optimal Uses of Technology in the Delivery of English Language Instruction
*Language Teacher Education
*Students’ Age and Effective English Language Education in Schools
*Language Policy and Planning

Applicants must be enrolled in a legitimate doctoral program and must have been advanced to candidacy. (That is, they must have completed any required coursework and/or examinations, and must have had their research plan official approved by the university.)

The application deadline is May 16, 2014. For further information, please click here or visit http://www.tirfonline.org/research-grants/doctoral-dissertation-grants/

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■ 研究員・研究者・教員公募
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公募情報を以下のサイトにまとめました。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=9&blogid=1

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■ 編集後記
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「支部企画」の原稿を正座して読みました。LETには,その分野性から「応用」に位置する取り組みが多いような気がします。多様な教育機関の人が所属する本学会の多様性は,大きな魅力の1つだと思います。しかし,研究という領域に根ざし,それを仕事とする身として,研究対象を「見ること」そして「測ること」の「基礎・基本」を正しく身につけているのか,自己点検をしてみようと思いました。こうした「基礎・基本」を共有することは,研究だけではなく,積み上げた実践を反省し,次に正確に伝えるという意味でも重要な役割を果たすと思います。それこそ本学会の魅力的な多様性を基礎づける土台に成り得るものではないでしょうか。そういう意味で,力のある若手が積極的に動きだしていることを,とても嬉しく思います。

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