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メールマガジン・アーカイブ

■□■2005年7月10日配信□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

LETメールマガジン 第7号

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夏休みまであと一息。暑さの増す中、皆様の疲労回復の一助になることを祈りつ
つ、LETメールマガジン第7号をお届けします。どうぞ、お楽しみください。
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■第7号のもくじ■

★リレートーク No.7 亀山 太一 (中部支部)
★The Treasure Hunt Club No.7  Writing
★メルマガ入門講座:音声編 第2部
★支部企画コーナー  No.6 関西支部
★おしらせ:
 ☆第45回全国研究大会ワークショップ申込
★支部ホームページ更新情報
 ☆関西支部
 ☆関東支部
★編集後記

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★リレートーク No.7 亀山 太一(中部支部)
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リレートーク7番目の亀山太一です。ラッキーな順番をいただけたことに感謝します。

私の勤務校は岐阜工業高等専門学校、いわゆる「高専」です。国公私立合わせて
全国に63校ある高専の英語教員の多くは、全国高等専門学校英語教育学会(COCET)
という学会でつながっています。共通のバックグラウンドを持つ環境にいる英語
の先生たちですから、自然と話は通じやすくなります。1年ぶりの再会でも、
「アレはどうなってる?」「ああ、アレはうちの○○主事が△△しましたよ」な
んて、ほとんどツーカーで話が通じてしまいます。

学生の質も各高専で似たり寄ったり(ちなみに高専生は1年生から5年生まで)
で、英語の授業に対する悩みもほぼ共通。そこで思いついたのが、『高専生のた
めの英語教育』というジャンルです。「日本の英語教育がどうなろうと知ったこっ
ちゃないよ。こちとら目の前の高専生の英語をなんとかしたいんだ」という、お
そろく狭い了見(?)で始めたのが、平成13年度から始まった「高専に特化した英
語教育のための教材とカリキュラム」の研究です。

全国から10数名の高専英語教員が集まり、ああでもないこうでもないと議論しな
がら、高専生のための英語教育について研究をしています。おかげさまで科研費
も通算で4件いただくことができ、着々とプロジェクトが進行しています。昨年
度はメディア教育開発センターの開発教材として我々の提案が採択され、『理工
系学生のための必須英単語3300』(http://cocet.nime.ac.jp/)として結実しまし
た。これからも「高専」を愛する教師たちの、ひとりよがりな(?)努力は続くこ
とでしょう。(あ、もちろん「波及効果」も考えてますよ...って言っとかない
と科研費切られちゃう... ^^;)

次は立命館大学の杉野直樹先生です。杉野先生とは、別の学会の運営委員として
一緒に仕事をしています。昨年度から新しい職場に移られて、教育に研究にと大
活躍をしておられます。


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★The Treasure Hunt Club  No. 7  Writing
 Marcel Van Amelsvoort
(Kanagawa Prefectural College of Foreign Studies)
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Welcome back everyone. This month we complete our look at sites that can
be used to develop the four skills of English: listening, reading,
speaking, and writing. This month we’ll look at writing. Some of the
sites listed in last month’s column on speaking can also be used for
writing assignments. The web is a great place to turn to find things to
write about and the sites I introduced last month can help with that.
But the Internet also offers new options for the teaching of writing,
options that can make writing more interactive, meaningful, and much
more exciting.

First, let’s start with the basics. The Capital Guide to Grammar and
Writing is a wonderful site maintained by Charles Darling who teaches
writing and literature courses at Capital Community College in Hartford,
Connecticut, in the US. This is a large and very user-friendly site that
contains just about everything connected to writing. As it is intended
for native speakers sometimes the level is a little high, but the large
selection of activities and interactive quizzes make it a very nice
resource. I especially liked the sentence combining activities and other
activities that are more than simple fill-in-the-blank exercises.
http://www.ccc.commnet.edu/grammar/

The Internet TESL Journal people have a collection of interactive
quizzes for students to take to build grammar and vocabulary skills.
They are made by teachers (mostly in Japan) and so are appropriate for
students here. They are also organized by level. http://a4esl.org/

Many writing teachers use journals to get students to practice writing.
I have an ongoing debate with a fellow teacher about whether we should
ask students to type their journals or write them by hand. In this age
of computer literacy, typing is a skill students need to have. For that
reason, my colleague prefers to have students type journals. Maybe I’m
old-fashioned, but I feel there is something special that happens when a
student puts a pencil to a sheet of paper. Certainly, though, through
typing, new possibilities for sharing writing come about and any writing
course should try to make use of some of these. Blogs, forums and e-mail
exchanges with keypals (penfriends) are things that can be easily used
with classes.

Blogs (a word created from web logs or journals) are personalized web
sites that allow users to post their writing (and images) and write
comments about postings. Making a class blog or individual blogs for
students is an interesting way to have students practice writing and
read each other’s writing. http://www.blogger.com/start is a part of
the Google group and a place where anyone can set up their own blog for
free.

Dave’s ESL Cafe( http://www.eslcafe.com/ ) has been an online resource
for years. It has a place where students can participate in writing
forums on various topics. This can be a great opportunity for students
to practice writing with students from other countries. One of the
forums is called Making Friends. It is a place where students can go to
find keypals (from the main page select “Forums” from the menu for
students and then select “Making Friends” from the dropdown menu).

This week’s Treasure Hunt.

This week’s site is Dave’s ESL Cafe. It has a lot of interesting
features and I thought we could use the treasure hunt to get to know
some of them. Happy hunting!

Here’s the site:  http://www.eslcafe.com/
Here are the questions:

1. Which of the following is not a forum topic? Health, Computers,
Nature, or Music?
2. What does the idiom “catch some Zs” mean? What does the slang
phrase “get plastered” mean?


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★メルマガ入門講座:音声編第2部
 下山幸成(早稲田実業学校)
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LETメールマガジン入門講座:音声編第2部です。第5号でお届けした第1部
では、録音をテーマに、

第1回 「録音の準備」
第2回 「サウンドレコーダーを用いた録音」

をお届けしました。

今回からは,音声編集のお話を少しずつしていきたいと思います。今月号では、
以下の編集過程を説明します。

第3回編集1…要らない部分の削除
第4回編集2…要らない部分の無音化

視覚的な説明も必要になってきますので,以下のURLにアクセスし、画面をご
覧になりながらお聞きください。

http://www.yukinaris.net/sndedit/index.html

なお,今回の録音は、ノートパソコンに直接マイクをつなぎ,Audacity という
無料ソフトで編集した音声でお送りいたします。このフリーウェアのインストー
ル方法も、上記のホームページ上に作成しておきましたので,是非ご利用くださ
い。


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★支部企画コーナー  No.6  関西支部
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関西支部の春季大会は5月21日に同志社大学で開催されました。この春季大会
の目玉の一つが、「電子辞書を授業に活かす」と題したワークショップでした。
今回は、このワークショップの様子をご報告いたします。

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報告:ワークショップ「電子辞書を授業に活かす」

名部井敏代(関西大学)・佐々木顕彦(関西学院中学部)
【関西支部ニュースレター報告原稿担当者:
泉 恵美子(大阪商業大学)・山中由香(関西大学大学院)・
和気康弘(大阪府立寝屋川高等学校)・住 政二郎(関西大学大学院)】
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このワークショップは、賛助会員であるセイコーインスツルとカシオ計算機のご
協力のもと、午前中に50分のセッションが各社2回開催されました。どちらのセッ
ションも定員いっぱいで、合計60名の参加者が集まりました。

セイコーインスツルによるワークショップでは、滋賀県立八幡商業高校教諭の山
添孝夫先生が、辞書指導の一環として、洋楽の翻訳に取り組む授業の様子をご紹
介くださいました。セイコーインスツルは「全国中学校・高等学校電子辞書洋楽
翻訳選手権」を主催しており、山添先生のクラスでは、授業時間に応募作品作り
を行っていました。ワークショップで上映されたビデオでは、生徒たちが曲を聴
きながらフレーズに分割し、さらに分割したものを文にまとめ、辞書で語義を確
認しながら翻訳をしていく様子が紹介されました。山添先生は、辞書引きの段階
で起きる問題、例えば訳語の選択方法、助動詞のニュアンスの違い、イディオム
における誤解、見つからない語の探し方など、生徒が間違えやすいポイントや辞
書の使い方のコツなどを詳しく説明し、さらに、曲の場面や使う言語のスタイル
の設定、登場人物の関係などを生徒に考えさせ、頭の中にドラマを作ってから翻
訳するよう指導されています。続いて、課題曲"Hearts”に取り組んだ生徒の作
品例が紹介され、個性あふれる力作に、会場では賞賛の声が聞かれました。山添
先生のワークショップは、電子辞書でも紙の辞書でも、「言葉」を引きながら、
ぴったりする「ことば」を探し出す楽しさを体験させる授業の一例を示すもので
した。

一方、カシオ計算機によるワークショップでは、達人先生としておなじみの谷口
幸夫先生(東京都立戸山高校教諭)を講師に、英英辞典を活用した授業活動を体
験しました。こちらのワークショップは、ハンズオン形式。参加者は1人1台ず
つ電子辞書のデモ機を実際に用いながら、ペアワークに挑戦しました。最初の課
題は、「コンビニで売っている商品を英語で説明しよう」でした。コンビニにあ
る商品を英英辞典で引き、その英語の定義をパートナーに読み聞かせ、品物を当
ててもらうという活動です。会場には少し大きめの音に設定されたCDプレーヤー
の音楽が響くものですから、参加者はついつい大声に。正解が得られれば、ペア
はハイタッチを交わすという、体育会系の授業展開。普段は中学、高校、大学で
教鞭をとる参加者たちが、まるで中学生に戻ったかのような騒ぎでした。英和・
和英・英英辞典、さらに広辞苑まで搭載され、ジャンプ機能で検索できる電子辞
書だからこそできる、「ことばの発見」に誘う授業活動の実践後は、奥行きある
辞書の利用方法が説明されました。例えば、ロングマンの英英辞書にみられる、
英語学習者を意識した定義への配慮に、参加者は感嘆しきりでした。

どちらのワークショップも、一方は英語から日本語をつむぎだす「英和辞典」の
活用、他方は身近なものを英語で説明し英語で理解する「英英辞典」の活用と、
使う辞書や活動のアウトプット形態は違いましたが、「学習者が辞書を通して
『ことば』を再発見できる授業活動」の紹介という点で、参加者には有意義なも
のでした。これらワークショップに先立って行われた春季大会開会行事では、
「朝早くからお越しくださった参加者の皆さんを失望させません」と関西支部長
が宣言しましたが、その約束は十分果たされたのではないでしょうか。春季大会
企画委員の先生方、特にこのワークショップを企画し司会進行を勤められた竹内
理先生、小山敏子先生に感謝を表したいと思います。これからも、関西支部では、
支部大会参加者の皆さんに喜んでいただけるプログラムを企画していきたいと思
います。

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★おしらせ
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☆第45回全国研究大会ワークショップ申し込み

第6号でもお知らせいたしましたが、全国大会第1日目に行われるワークショッ
プの申し込みを開始しております。先着順の受付となりますが、すでに、満席と
なったワークショップもございます。参加ご希望の方は、お早めにお申込くださ
い。

ワークショップ申込ページ:
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinycontent23/index.php?id=3
ワークショップ内容紹介:
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinycontent23/index.php?id=6
全国大会プログラム:
http://www.j-let.org/~let-kanto/001/html/2005program.pdf

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★支部ホームページ情報
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6?7月の支部ホームページ更新情報をお届けします。
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☆関西支部

マルティメディア&インターネット研究部会:
2005年度第1回研究会 8月27日(土) 平安女学院大学 高槻キャンパス
http://www.let-kansai.org/bukai-mi.htm

基礎理論研究部会:
第13回研究会 7月10日(日)梅田ハブスクウェア
http://www.let-kansai.org/bukai-kiso.html

中高授業研究部会:
7月例会 7月10日(日) 京都外国語大学 1号館B棟2階LL教室
第11回中学高校教員のための英語教育セミナー案内
8月6日(土)・7日(日) 京都外国語大学2号館211教室
http://www.let-kansai.org/bukai-jugyo.html

大学授業研究部会:
研究例会   7月2日(土)流通科学大学 5208教室(予定)
http://www.let-kansai.org/bukai-daigaku.html

英語の発音教育研究部会:
第12回研究会 7月16日(土)西宮プレラホール会議室
第13回研究会 9月11日(日)西宮プレラホール会議室
http://www.let-kansai.org/bukai-hatsu.html

早期英語教育研究部会:
2005年度早期英語教育研究部会例会
7月9日(土) 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
http://www.let-kansai.org/bukai-soki.html

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☆関東支部

コンピュータ研究部会:
7月度公開研究会・講習会報告
http://www.kanto.j-let.org/modules/tinycontent1/index.php?id=7
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★編集後記
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今月号は、メルマガ入門講座の第2部をお送りすることができました。5月号で
お届けした第1部は、対談式で、今回は、講師の下山先生お一人の講義形式と形
式が異なっておりますが、音声の録音方法も違っておりました。5月号の対談音
声は、微調整のできる録音機器で始めにMDに録音し、その音声をファイル化し
ましたが、今回は、パソコンに直接録音した音声です。諸般の事情で、結局、自
室で一人パソコンに向かって話していただくことになったことを知っている身と
しては、大変なご苦労をいただいたのではないかと恐縮しつつ聴くことになった
次第ですが、第一部と第二部の両方をお聴きいただいた皆様には、音声の質の違
いや、形式の違いによる聴き易さの違いなどを、比較していただけたという意味
で、よい企画になったのではないかと思ってもおります。聞き比べたご感想など、
お寄せいただければ幸いです。ご意見・ご要望は、他の記事についても常時歓迎
いたします。mm-editors@j-let.orgあて、メールにて、よろしくお願いいたします。

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☆メルマガ退会・アドレス変更方法のご案内

メルマガの配信を止めたい時は以下の手順で配信を解除してください。また、ア
ドレスを変更したい場合は一度退会し、再度登録してください。

1. 以下のURL(本部サイト)にアクセスし、「メルマガ」のページを開く。
http://www.j-let.org →"Contents in Japanese"→「全国版メールマガジン
INFO-MAG」(ご案内)
2.「INFO-MAG会員の方へ」の下にあるテキストボックスに、登録してあるメール
アドレスを入力し、[退会またはオプションの変更]をクリック。
3.次のページで「退会」ボタンをクリック。
4.退会確認のメールが届く。メールの中に書かれているURLを開く(クリック)。
5.開いたページの[退会]ボタンをクリック。
6.手続き完了。

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編集担当者

【九州・沖縄支部】竹野茂(宮崎公立大学)田口純(筑紫女学園大学)
【関西支部】名部井敏代(関西大学)佐々木顕彦(関西学院中学部)
【中部支部】高橋美由紀(兵庫教育大学)伊藤隆(名古屋学院大学)
【関東支部】保崎則雄(早稲田大学)下島容義(聖パウロ学園高等学校)
【本部広報担当】前田道代(神奈川県立外語短期大学)

 

 


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