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【LET blog 第216号】 (2023年01月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
【LET blog 第216号】
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みなさん、こんにちは。

本年も、LET blogをどうぞよろしくお願いいたします。

今月号の支部企画は、九州・沖縄支部からの「"如何にSpeaking を楽しんでもらうか" の模索」です。

それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。

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■ 第216号のもくじ
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■ 支部企画:九州・沖縄支部「"如何にSpeaking を楽しんでもらうか" の模索」
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■ 支部研究大会・支部総会情報
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□ 九州・沖縄支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
 ■ メソドロジー研究部会 2022年度第3回研究会
 ■ 中高授業研究部会 1月例会
 ■ 早期英語教育研究部会 2022年度第5回例会
 ■ 基礎理論研究部会第5回研究例会
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第216号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1812#more


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【LET blog 第216号】
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■ 支部企画
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□ 九州・沖縄支部:「"如何にSpeaking を楽しんでもらうか" の模索 ―パワーポイントカラオケを用いた活動の紹介―」
 (神谷 祥之介,福岡大学大学院生)
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はじめまして、福岡大学大学院博士課程(後期)の神谷祥之介(コウヤ ショウノスケ)と申します。専攻は音声学・音韻論です。私は幸運なことに、今年度4月より他大学で共通英語科目を担当させていただいていております。今回は、こちらに寄稿する機会をいただきましたので、普段の講義の中で取り組んでいることを書かせていただきます。まだまだ英語を教えることに関してはまだまだ未熟者の私ですが、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

【学生たちのSpeaking に対する苦手意識】
 Speakingへの苦手意識は、英語を学習する日本人のほとんどと言っても過言ではないほど多くが抱える問題ではないでしょうか。こんなことを書いていますが、私もその気持ちは痛いほどわかります。しかし、せっかく英語の講義をする以上、受講してくれている学生たちには少しでもSpeakingに自信を持ってもらいたい!そう思って、「パワーポイントカラオケ」を導入してみました。

パワーポイントカラオケとは、画面にランダムに表示されるスライドの画像をみながら、即興でプレゼンするゲームです。アメリカ発祥のゲームらしく、カラオケ要素はマイクを持って言葉を発するだけで、歌を競うようなゲームではありません。実は、このパワポカラオケを用いた英会話練習は、私が留学していた際に現地の言語センターが開催してくれていた英語スキルアップ企画で知りました。当時の私はこの企画に毎週参加していて、とても楽しかった、かつ、Speakingの自信に繋がったので講義に取り入れることにしました。

【学生たちの反応】
 私の講義では、5-6枚のスライドを毎週用意し、学生たちには数名のグループでこの即興のプレゼンに取り組んでもらっています。持ち時間は5分程度です。本場のルールでは事前にスライド内容を見るのはなしなのですが、講義では1-2分、スライドを見ながらグループ内で打ち合わせをする時間をとっています。最初はみんなの前で英語のプレゼンをすることに対して恐怖しかない様子でしたが、毎週やっていると、笑いを取る学生が出てきたり、上手なプレゼンの技を見せる学生が出てきたりと徐々に盛り上がりを見せ、後半に差し掛かるとこの企画が私の講義内で一番人気のアクティビティとなっていました。実際に、「英語を話すことに対する恐怖心がなくなった!」「楽しい!」と言ってくれる学生がかなり多く、私もとてもうれしく感じています。

【おわりに】
 私は何かを学ぶ上で一番大切なことは、それを心から "楽しい" と思えるかどうかだと考えています。そのため、講義では少しでも多く、英語を楽しいと思えるきっかけを作ることができるように心がけています。これからもこの心を忘れずに、英語を楽しみながら深く勉強してもらえる方法を模索し続けたいと思います。

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■ 支部研究大会・支部総会情報
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■ 九州・沖縄支部 2023年度支部研究大会の一次案内
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LET九州沖縄支部第50回研究大会
期 日:2023年6月10日(土)
会 場:福岡大学 (〒814-0180 福岡市城南区七隈8丁目19-1)
大会テーマ:「Z世代のデジタルリテラシーを活かした外国語教育―ポストZ世代を視野に入れて―」

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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ メソドロジー研究部会 2022年度第3回研究会
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2023年1月21日(土)22日(日)に2022年度第3回研究会を仙台市仙台協立第1ビル4階4-B会議室にて開催します。ハイブリッドでの開催になりますので、オンライン(Zoom)でもご参加いただけます。対面、Zoomどちらの場合もホームページからお申し込みください。会場の関係上、対面での参加者に上限(16名)を設けさせていただきますので、早めにお申し込みをお願いいたします。

https://mizumot.com/methodology/index.php/meeting/archives/38

2023年1月21日(土)
13:30-14:20 研究発表
話すこと【やりとり】におけるパフォーマンス評価:教師の主観的評価とCAFによる客観データの比較
佐藤 剛(弘前大学)

14:30-15:20 研究発表
Narrative Inquiry Into ALT Identity
Takaaki Hiratsuka (Ryukoku University)

15:30-16:50 招待講演
Measuring EFL Production for Education Research Objectively: An
Overview of Fluency and Complexity Indices
Ryan Spring (Tohoku University)

2023年1月22日(日)
10:15-11:45 ワークショップ
Designing and Facilitating an EMI intercultural Communication Course
in a Japanese University
Todd Allen (Kansai University)

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■ 中高授業研究部会 1月例会
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部中高授業研究部会 1月例会/京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第9回例会

日 時:1月22日(日)15:00〜16:30 *Zoomによるオンライン開催
内 容:
「教職大学院:よい理論ほど実際に役に立つものはない(レヴィン, K.)」西本有逸(京都教育大)
「教職大学院での学び」田代千紫季・林寛人(京都教育大学大学院連合教職実践研究科)
参加費:無料(要予約)
申込み締切:1月21日
申込み・問合せ:京都教育大学・西本有逸
yuitsu<ATMARK>kyokyo-u.ac.jp

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■ 早期英語教育研究部会 2022年度第5回例会
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日 時: 2023年1月28日(土)13:00~17:00
場 所:
1) 大阪市立大学文化交流センター小セミナー室 (大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
2) ZOOM(ZOOM参加のURLはメールにてお知らせ致します)
※コロナ感染拡大の状況により、オンライン開催のみとなる可能性があります。

内 容:早期英語教育に関する概論書の輪読および発表

1.文献輪読 (1月より輪読本が新しくなります)
Early Language Learning and Teacher Education: International Research and Practice (Early Language Learning in School Contexts, 3)
Subhan Zein, Sue Garton (eds)(2019)
https://amzn.asia/d/8FP7DUX

□1. Introduction to Early Language Learning and Teacher Education: International Research and Practice
担当:井狩幸男先生(大阪公立大学)
□ 2. How Teachers of Young Learners of English are Educated in East and Southeast Asia: Research-Based Lessons
担当:斉藤倫子先生(関西学院大学)
2. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生 (大阪公立大学)

(お願い)
会場の参加者数の把握のため、ご出席の場合は、下記の Google Form にて参加登録をお願い致します。
<例会参加登録用 Google Form>
https://forms.gle/YSmpjkWH1PcE6b526

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■ 基礎理論研究部会 第12次 基礎理論研究部会第5回研究例会
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(For information in English, please click on the link below: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp

日 時: 2023年1月28日(土)例会:1:30PM-4:30PM
*時間厳守でお願い致します。
内 容:
Presentation #1 (in English)
Applying the narrative genre to content-based instruction at a Japanese university
by Scott Houghton (Kwansei Gakuin University)
Presentation #2 (in English)
Effects of shadowing on English learning: Focusing on memorization of expressions, oral reading rate, and listening ability
by Hashizaki Ryotaro (Graduate School of Humanities, Nagoya University, PhD student)

会 場:Zoom利用によるオンライン開催の予定です。
下記「参加希望フォーム」にご回答いただいた方に、メールでアクセス方法をお送りいたします。

参加希望フォーム:https://forms.gle/3m1K14N48jptEgpLA
フォームへのご回答は例会開催の前日の5:00PMまでにお願いできますと幸いです。
ご回答いただきました情報に基づいて、Zoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきます。

また、もし上記の締め切りを過ぎてご回答いただいた場合でも、追ってZoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきますが、すぐに対応ができない場合もございますのでご了承ください。
発表内容詳細などについては次のウェブページをご参照ください。
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2022/12/january-28-2023-meeting.html

(備考)
■ 第12次 基礎理論研究部会 第6回 研究会議(プロジェクトメンバーのみ)
◆日程: 2022年 12月 18日(日)10:30AM-
◆内容: プロジェクトミーティング

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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6

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■ 編集後記
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どうするセンター長(どうもせんよ

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□ LET blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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LET blog 委員会
【関東支部】
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 森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
 伊藤 佳貴(大同大学大同高等学校)
 吉川 りさ(名古屋工業大学)
【関西支部】
 神谷 健一(大阪工業大学)
 今尾 康裕(大阪大学)
【九州・沖縄支部】
 麻生 雄治(大分大学)
 竹安 大 (福岡大学)
【LET blog 編集責任者】
 阪上 辰也 (広島大学)

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