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No. 2 川上 典子(九州・沖縄支部) (2005年02月10日)

カテゴリー: General
リレートーク2番目走者の鹿児島純心女子大学の川上典子です。トークと言えば、
今年の大学祭に元ダイエーホークスの野球選手秋山幸二さんがいらして、選手時
代や指導者としての野球人生を語ってくださいました。スポーツ選手というと恵
まれた能力と猛練習、語学とは縁遠い話かと思っていたのですが、意外な接点を
見つけました。

少年時代の秋山さんにとって、プロ野球はテレビの向こうの違う世界だったそう
ですが、チャンスが巡ってきたとき、それをしっかり掴み、練習に練習を重ね、
自分のイメージ通り体やバットやグローブが動くようになったそうです。そこま
で持っていくには練習しかないとの事。これは、語学についてもしかりですね。

秋山さんは、自分がやってきた猛練習を監督として選手に課しているのですかと
いう質問に、「自分の現役時代、監督は選手全員に対して、一斉に指示を与えて
いた。自分は、それぞれの選手は違うのだから、個々の選手を見て、個別に指示
を出している」とのこと。ひたすら練習をするよりも選手に考えさせ、自分の欠
点などを意識させて練習した方が成長が速いからだそうです。スポーツ選手も個
別化の時代。英語教育も一斉授業で英語力を伸ばすだけでなく、個々に考えさせ
る指導をしていく時代に来ているなと感じました。

次は、バトンを野沢智子先生に渡します。津田塾大学AVセンターで学生時代にお
世話になった大先輩です。

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