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【LET blog 第147号】 (2017年04月10日)

カテゴリー: LET Blog Archives
【LET blog 第147号】
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みなさん、こんにちは。

新年度となり、慌ただしい日々が始まっていることかと思います。
温かい日も多くなりましたが、寒暖差の激しい時期でもありますので、体調を崩さぬよう、ご自愛くださいませ。

早速ですが、今年度の全国研究大会のウェブサイトが公開されており、現在、発表要項集原稿を受付中です。

https://www.let2017.net/modules/xpwiki/

今月号の支部企画は、関西支部からの「基礎理論研究部会のご紹介」です。

それでは、今月号の blog をどうぞご覧ください。

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■ 第147号のもくじ
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■ 支部企画
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□ 関西支部:基礎理論研究部会のご紹介
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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部
□ 関西支部
□ 関東支部
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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
 ■ 早期英語教育研究部会 2017年度第1回例会
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■ 支部からのその他のお知らせ
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■ 研究員・研究者・教員公募
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■ 編集後記
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【LET blog 第147号】(続き)
http://j-let.org/~wordpress/index.php?itemid=1743#more

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【LET blog 第147号】
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■ 支部企画
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□ 関西支部:基礎理論研究部会のご紹介(部会長 磯辺ゆかり,京都精華大学)
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基礎理論研究部会の部会長をつとめております、京都精華大学の磯辺ゆかりと申します。基礎理論研究部会(以下、基礎理論)は、1994年12月に本格的活動を再開して以来、2ケ月に1〜2回の割合で、文献の輪読および研究発表を中心とした例会を開催しており、研究プロジェクトもすでに第9次に及ぶ長い歴史を持つ研究部会の一つです。

基礎理論は、その名の通り、優れた教育実践を支える基礎となる理論的研究を行うことを目的としています。外国語教育に関わる心理言語学や認知心理学などの諸領域を見据えながら、幅広く理論と実践をつなぐ研究活動を続けています。午後の例会は、第二言語の習得や処理に関する書籍の輪読および個人研究発表の2部構成で行っています。2016年度の研究例会では、7月に大阪女学院大学の McLean 先生によるラッシュ分析、2月には関西学院大学の板垣先生による中学校 CLIL についてのご発表など、実証研究から教育実践を含めた幅広い領域をとり上げています。今年度は、引き続き語彙学習を促進する要因や背景に関するBarcroft, J. (2015). Lexical input processing and vocabulary learning. Amsterdam: John Benjamins Publishing Company. を輪読本として読みすすめています。

共同研究プロジェクトとしては、研究や教育のための基礎的データの構築に取り組んできました。これまで、第二言語データベースとして日本人英語学習者の英単語親密度リスト(横川編, 2006, 2009)の作成などの研究成果をあげています。直近のプロジェクト(第8次)では、「第二言語学習者における音声言語産出」をテーマに、絵描写課題における日本人英語学習者の言語産出データを収集し、国内外の学会やジャーナルでの発表などに成果を公開してきました。

現在の第9次プロジェクトでは、「第二言語学習者の英語定型表現の処理・習得」をテーマに、日本語を母語とする大学生1,050名を対象にした英語定型表現親密度調査を実施し、結果の分析と検討を行っています。第二言語の定型表現に対する大規模親密度データベースの構築は、語彙認知および文処理研究における語彙項目の選定の重要な指標を提供するものと考えています。今後の研究の成果については、JASELE2016 などの国内外の学会での発表(8−9月)を予定しています。

研究例会は、主に関学梅田キャンパス、龍谷大学大阪梅田キャンパスなどアクセスの良い場所で開催されます。今年度はもうじき次の輪読本もスタートします(詳細はホームページにてお知らせします)。基礎理論研究に加えて、より門戸の広い研究発表も募集しております。広く学際的な領域をカバーしながら、皆さんとの活発な意見交換の場となることを目指します。プロジェクトメンバーでない方も大歓迎です。ご興味のある方はぜひ一度お気軽にお越しください。

研究部会の詳細は、こちらのウェブサイトから確認できます。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=74

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■ 支部研究大会情報
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□ 九州・沖縄支部 第46回支部研究大会
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第46回支部研究大会を2017年6月3日、佐賀大学において開催予定です。
なお、大会の詳細については、随時支部ウェブサイトで更新されます。

http://www.j-let-ko.org/htdocs/

期 日:2017年6月3日(土)
会 場:佐賀大学 本庄キャンパス
大会テーマ:『思考力の高まりを目指した外国語教育の在り方について―小中高大接続に寄与する言語活動の検討ー』
講 演:門田修平先生(関西学院大学)
講演タイトル:「英語の読解・聴解など第二言語処理を支える認知メカニズム:実行機能(Executive Function)とは何か?」
ワークショップ:「読むことの領域における思考力の高まりを目指した英語学習の在り方」
講 師:日吉敬子先生 (佐賀県教育センター 研修課 短期研修担当 係長)
シンポジウム:
     吉田明寛先生 (佐賀市立本庄小学校教諭, 英語教育推進リーダー)
     日吉敬子先生 (佐賀県教育センター 研修課 短期研修担当 係長)
     相島倫子先生 (佐賀県教育センター 情報課 情報教育担当 指導主事) 
コーディネーター 林裕子先生(佐賀大学)

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□ 関西支部 春季研究大会 発表募集延長
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LET関西支部では、2017年 6月10日(土)・11日(日)、近畿大学(東大阪キャンパス)において、春季研究大会を開催します。

今回は特別に関西英語教育学会(KELES)と共催の形で 2 日間実施します。LETの研究発表については 6 月10日(土)となります。
発表申し込みは 3月25日 で一旦締め切りましたが、研究発表・実践報告・教材開発のみ、募集を 4月17日(月)正午 まで延長いたします。どうぞふるってご応募ください。
なお、お申し込み前に下記の「2017春季大会追加募集案内」の注意事項をよくお読みの上、「支部研究大会発表申し込みフォーム」からお申し込みください。
また、サイトからの発表申込みは一度しかできませんので、事前に別ファイルを作成し十分にチェックしてから申込みをしてください。

みなさまのご応募をお待ちしております。

関西支部ウェブサイト
http://www.let-kansai.org/htdocs/

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□ 関東支部 第138回(2017年度春季)関東支部研究大会
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第138回(2017年度春季)関東支部研究大会が、関東学院大学において開催予定です。
なお、大会の詳細については、支部ウェブサイトをご覧ください。(4月中旬にプログラム掲載予定)皆様のご参加をお待ちしております。

http://www.kanto.j-let.org/

期 日:2017年6月17日(土)
会 場:関東学院大学 金沢八景キャンパス

大会テーマ:『深い学びを促す外国語の授業 ―実践と課題― 』

講 演:亘理 陽一先生(静岡大学)
シンポジウム:
     亘理 陽一先生 (静岡大学)
     Lisa Bond先生 (関東学院大学)
     川 好夫先生 (茨城県立並木中等教育学校)

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■ 支部研究部会情報
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□ 関西支部
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■ 早期英語教育研究部会 2017年度第1回例会
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日 時:2017年 5月27日(土)午後13:00〜17:30
場 所:大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
    (大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
内 容:早期英語教育に関する概論書の輪読およびミニ講義

1.文献輪読
Early Reading Instruction: What Science Really Tells Us about How to Teach Reading
McGuinness, D. (2004): MIT Press

輪読担当:
Chapter 6: Phoneme Awareness Training 斉藤倫子(桃山学院大学)
Chapter 8 Vocabulary and Comprehension Instruction 井狩幸男先生(大阪市立大学)
Chapter 9 How does Anyone Learn to Spell?(未定)

2. ミニ講義 「役立つ脳教室」
担当:井狩幸男先生(大阪市大学)

☆今後の予定
第2回 7月22日(土)大阪市立大学文化交流センター大セミナー室
第3回 9月16日(土)大阪市立大学文化交流センター大セミナー室
第4回 12月16日(土)大阪市立大学文化交流センター小セミナー室
第5回 2018年1月末(日は未定)
第6回 2018年3月末(日は未定)

詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.let-kansai.org/htdocs/?page_id=78

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■ 支部からのその他のお知らせ
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□ 関東支部
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■ 関東支部研究紀要第2号の論文投稿受付開始のお知らせ
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LET関東支部では、支部研究紀要第2号の論文投稿受付を4月1日(土)より開始しました。
本年度の原稿の投稿締め切りは、2017年6月1日(木)です。

以下の関東支部紀要のウェブサイトに、投稿規程、日本語テンプレート、英文テンプレートを用意しましたので、適宜ダウンロードしていただければと存じます。

http://www.kanto.j-let.org/5C.html

なお,本年度から投稿規程の一部が変更になり,投稿数の制限が設けられました(投稿規程第8条をご確認ください)。

本年度の支部研究紀要発行は、2018年1月頃を予定しております。
皆様の論文のご投稿を心よりお待ちしております。

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■ 研究員・研究者・教員公募
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JREC-IN の公募情報を「外国語教育」で検索した結果です。
https://goo.gl/fvDGx6

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■ 東京農業大学農学部の教員公募(JREC-IN 掲載なし)
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東京農業大学農学部(厚木キャンパス)では教養分野(英語)の専任教員を募集しております。
詳細につきましては、下記ウェブサイトをご確認ください。締切は6月30日(金)です。

http://www.nodai.ac.jp/about/recruit/17049/

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■ 編集後記
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科研の課題が採択されたものの,あからさまにエフォートが足らないため,エフォートと熱意と創意工夫で乗り切っていきたい今日この頃。

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□blog(旧メルマガ)のバックナンバーは、LET blog・アーカイブで閲覧できます。
http://j-let.org/~wordpress/index.php?catid=22&blogid=1
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LET blog 委員
【関東支部】
若有 保彦(秋田大学)
森谷 祥子(東京大学大学院生)
【中部支部】
西尾 由里(名城大学)
犬塚 章夫(愛知県碧南市立日進小学校)
【関西支部】
深田將揮(畿央大学)
山本 勝巳(流通科学大学)
【九州・沖縄支部】
麻生 雄治(長崎県立大学)
田上 優子(福岡女子大学)
【本部メールマガジン・編集責任者】
阪上 辰也 (広島大学)

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